アロマセラピー基本ケア『精油の扱い方』の注意点

アロマセラピー基本ケア『精油の扱い方』の注意点

精油(アロマオイル)を使用する場合の注意点

精油を使用する際は注意点がいくつかあります。

使い方次第でトラブルや危険性が生まれてしまう場合もあるので、使用法をお間違えの無いよう十分注意してお使いください。

アロマセラピーを行った後、体調がすぐれない場合や症状の悪化、皮膚トラブルなどが起こった場合は急ぎ医療機関を受診してください。

 

精油は天然成分100%のモノを使用しましょう

香りには化学合成された香料を含んだものもあります。

人工的に配合されたものかどうか、商品ラベルや外箱の表記をしっかりご確認ください。

 

精油の効果・効能を把握し目的に合わせてご使用ください

精油は成分によって効果・効能・作用が違う場合があります。

持病のある方、妊娠中や肌の弱い方のご使用には十分注意が必要です。

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精油の保管場所に注意しましょう

精油は冷暗所で常温保管が好ましいです。

基本的には冷蔵庫保管はしませんが、夏場の高温の時期には冷蔵庫保管が安心です。

蓋を開けたときに水滴などが入らないよう十分注意してください。

 

精油の原液をお肌につけるのはNGです

精油は成分が凝縮された濃度の濃いものになります。

刺激が強いので、そのままの原液をお肌に使用することはできません。

※ラベンダーの精油のみ原液可となっています。

 

日本で精油は雑貨扱いなので医療では使用できません

精油やアロマセラピーで病気の治療はできません。

アロマセラピーは、精油を用い心身の不調を緩和し自然治癒力を高めることが目的となります。

 

皮膚につけるときは必ず薄めてください

マッサージやスキンケアなどで使用する場合、必ず薄めて使用してください。

キャリアオイルなどの植物油や精製水、エタノールなど目的によって選び、精油を希釈してお使いください。

 

柑橘系の精油は紫外線に注意してください

一部の精油や柑橘系(圧搾法)の精油を肌につけて紫外線に当たると、炎症などの肌トラブルを起こす場合があります。

使用後12時間以内は日光や紫外線を避けてください。

 

飲食はNGです

日本では精油を飲むのはNGとされています。

飲食により毒性の高まる精油もあるので大変危険です。

万が一誤飲してしまった場合は、大量のお水ですすぎ洗い流したあと、すぐに吐き出し医師の診断を必ず受けてください。

 

アレルギーをお持ちの方は精油の使用には十分注意してください

精油の中にはアレルギーに反応する成分が含まれている場合があります。

イネ科アレルギー・キク科アレルギー(ブタクサアレルギー)などありますので成分表を必ずお確かめの上ご使用ください。

 

乳幼児・子供は使用に際し十分注意が必要です

1歳未満の乳幼児に精油の成分は刺激が強いので使用は控えるようにしてください。

乳幼児は免疫機能が確立していなく成人よりも精油の影響を受けやすいので、注意が必要です。

使用量は控えめに気を付け、芳香浴のさいは1/10程度に薄めて使用してください。

 

妊娠初期・後期は使用に際し十分注意が必要です

妊娠中は精油の使用には十分注意が必要です。

濃度に気を付け、できるだけ低濃度にしてご使用ください。

妊娠初期・後期で使用できない精油もあるので、必ず成分表・取り扱い事項をお読みください。

 

アロマセラピーはすべての方に効果があるわけではありません

医学的・薬理的にも検証が進んでいるアロマセラピーですが、精油の成分や使用方法などにより、すべての方に効果・作用が保証されるものではありません。

『芳香療法』となり自然療法ですのでご了承ください。

 

 

必ずお読みください

『FANUMアロマのある暮らし』当サイトで掲載した情報を適用したり使用したしたことによって生じた問題、精油使用に関するトラブルに対する一切の責任を負いかねますのでご了承ください。

 

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