販売しているところを見たことがない?珍しい精油
ローズやジャスミンなどのフローラル系の精油は人気で、店頭などでもよく販売されています。
そんなフローラル系の精油(アロマオイル)調べてみると、お花の名前は知ってるけど「精油」として販売されてるのを見たことがない?「珍しい精油」があることがわかりました。
フローラル系の精油は基本的に「花」から香りを抽出するので、繊細なものも多く精油になるまでに成分が壊れてしまうものも。
名前は知ってるけど目にしたことが無い精油は、とても希少な品物なのかも知れません。
今回はそんなフローラル系の「香りをかいだことのない精油」をピックアップしてみました。
まだ香りをかいだことが無い 珍しいフローラル系の精油
ロータス(ハス)の精油
インド、チベット、中国、エジプトでは「聖なる花」として有名です。
瞑想やヨガの時に使用すると、より幸福感と心の安定が得られるそう。
フルーティーで甘く深い香り。
エキゾチックで重さのある個性的な花の香り。
香りが濃く精油の粘土も高い。
ミドル~ベースの香りなので、後を引く重めの香りだと思われます。
リードディフューザーでは嗅いだことがあるので、精油の場合はさらに濃い香りのイメージ。
オスマンサス(ギンモクセイ)の精油
金木犀(キンモクセイ)の変種のギンモクセイ。
中国や台湾では昔からロマンスの象徴と言われているそう。
天然香料としては大変高価!
陶酔するほどの甘い香り。
アプリコットのような甘い香りで、フローラルでフルーティーな香りだそうです。
ミドルノートなので、じんわりしみ込むような香りだと思われます。
カーネーションの精油
日本のカーネーションの花には香りはほとんど無い印象ですが、本来は香りの強いお花で、アメリカでは「クローブの香りがする」という意味で、クローブピンク、ジリフラワーと呼ばれています。
香水でも有名な、エルメスやディオールなどの香水にも使用されているそうですが、貴重で大変高価!
現在では多くが合成香料になっているそう。
ナデシコ科の深く甘い香り。
ミドル~ベースの香りなので、後を引く重めの香りだと思われます。
イモーテル(ヘリクリサム)の精油
熱く乾燥した土地で育ち咲く花。
砂地で生育、野生種が多い植物と言われています。
カレーには一切関係がないけど、カレーパウダーの香りがするそうです。
香料としてではなく薬用に用いられる精油。
お花をイメージした香りではなさそうです。
ミモザ(フサアカシア)の精油
オーストラリア原産、世界中で有名。
日本でもよく見かけるミモザは丸くて黄色のかわいらしいお花の咲く植物。
フルーティーなー甘い香り。
グリーン調のやさしい香り。
複雑なニュアンスの香りがあるので、香水にもよく使われるそうです。
精油は見かけませんが、お花としては販売されているので時期が来たら生花の香りをかいでみたいと思います。
ジョンキル(黄水仙スイセン)の精油
18世紀フランスで香料用に栽培され始めたのが黄水仙(スイセン)の始まり。
医療や美容など古くから利用されてきたお花で、現在は主に香料として使われているそう。
はちみつのような香りの下に軽い苦みとグリーンノートが隠れた香り。
ミドル~ベースの香りなので、後を引く重めの香りだと思われます。
ヤロー(セイヨウノコギリソウ)の精油
キク科の白や黄色、ピンク色の花が咲く植物。
「軍人の薬草」と呼ばれた傷薬、薬用植物なので香料の目的には使用されないそう。
中世では悪魔を祓う魔力があると信じられていたため、現在でもエネルギー浄化の目的で使用されるとか。
日本ではフラワーアレンジメントでも使用され、お花自体は購入できそうなのでぜひ香りをかいでみたいところです。
リンデン(西洋ボタイジュ)の精油
リンデンはヨーロッパ原産の落葉樹で長寿な植物。
中世ヨーロッパでは「自由の象徴」だと言われているそうです。
精油は大変高価!な上に手に入りにくい。
はちみつのような甘い香り。
安心感のある香りだそうです。
ナーシサス(水仙)の精油
香り不明
ミドル~ベースノート
タジェット(メキシカン・マリーゴールド)の精油
香り不明
ミドルノート
タナセタムの精油
香り不明
ミドルノート
珍しいフローラル系の精油 まとめ
やさしく華やかな香りの多いフローラル系の精油。
大変高価なのはもちろん、入手がむずかしい精油が多いのも特徴的。
心を穏やかにし、ストレスなどを緩和する作用が多く含まれているだけでなく、「薬用として成分だけを目的に抽出する場合がある希少な精油」もあるというのがわかりました。
どこかで珍しい精油を見かけたら、ぜひ香りをかいでみたいと思います。
▼参考文献▼