脳内を良い香りで刺激して認知症の予防をする
65歳以上の4人に1人が発症しているという『認知症』
物忘れや軽度認知症の方を含めると、日本では400万人ほど存在すると公式に発表されているそうです。
認知症には様々な種類があり、個人によって症状も違いますが、体温調整や臓器の働き、感情や心身のバランスに支障をきたしてしまい、病理的な脳に変化がでてしまう症状だということは間違いありません。
そんな『認知症の症状の進行を遅らせる、もしくは予防・改善には精油(アロマオイル)で嗅覚を刺激することも重要』だと数々のメディアでも紹介されています。
認知症は長い時間をかけゆっくり進行していくので、出来ることなら早めの予防が肝心。
今回は予防・改善に役立つ精油(アロマオイル)をご紹介したいと思います。
認知症予防に効果があるとされている精油(アロマオイル)
記憶力の低下と嗅覚機能は密接な関係があるといわれています。
嗅覚を刺激し、精油(アロマオイル)の芳香成分を利用して嗅覚機能を鍛えましょう。
▼認知症予防おすすめの精油(アロマオイル)はこちら▼
朝や日中には、『ローズマリー・カンファー+レモン(2対1)』が良いとされています。
アロマディフューザーなどを活用して芳香浴を楽しむのがおすすめ。
朝は交感神経が優位になる精油を選ぶのが良いとされていて、グレープフルーツやペパーミントも良いですが、店頭で高齢の方に精油の香りをかいでもらったところ、ローズマリーだけはしっかり香りが感じられました。
『ローズマリー・カンファー』は清々しくすっきりクリアな香り。
精油(アロマオイル)の中では強めの香りです。
活性化作用がとても高く、眠気を覚まし記憶力の低下や集中力の低下の予防に効果が期待できます。
『レモン』はフレッシュでさわやか。柑橘系の香のなかでも刺激的な香りです。
こちらの精油も集中力や記憶力を高めたいときに効果的。
意識を高潮させて理解力を高めます。
認知症予防だけでなく、受験勉強の最中にも気分をリフレッシュさせ、やる気を出してくれる精油なのでおすすめです。
夜には、『真正ラベンダー+オレンジスィート(2対1)』が良いとされています。
こちらも芳香浴・もしくはキャリアオイルを使用してのマッサージなどがおすすめ。
ラベンダーは心を鎮め、イライラや高まった感情の鎮静作用があり、血圧を下げる作用があるので寝る前にも丁度よく万能オイル。
オレンジスィートには、憂うつな気分から解放され前向きな気持ちになる作用があり気持ちが温まります。
認知症予防に良い精油(アロマオイル)まとめ
ローズマリーは太陽のハーブと言われ、脳を活性化し思考をクリアにする芳香成分が豊富に含まれています。
香りが強く刺激もあるため、柑橘系の精油(アロマオイル)と相性が良くブレンドするのがおすすめ。
朝と夜ご使用の精油は、成分や作用も違うので使い分けてくださいね。
※認知症の方で高血圧の方は、刺激が強いので分量を控えめにしてください。
認知症予防に精油(アロマオイル)の芳香浴をぜひお試しください。